ブログ「小川メモ」の目次。
短歌か俳句か問わず、日々15個ほどのペースで読んでいっている。そろそろ、いったんそれぞれにどう向き合うか整理しておきたい。 ○俳句 俳句で詠めることは驚くほど少ない。だからこそ、季語というあるあるネタの力を頼んでいるところがあるように思われる。…
『リズと青い鳥』私見:のぞみぞは結婚すべきでないし青い鳥は妄想である ネタバレ注意。というのも馬鹿らしいぐらいに公開から経ったはずなので、思いをまとめる。 私の主張は、・希美とみぞれは大学以後疎遠になってほしい・青い鳥はひとりひとりの凡庸な…
労働という行動様式はなかなか難しい。いま自分は何のためにこれをやっているのか、すぐ忘れてしまえる。 多少、面の皮が厚くなってきた。ウブな痛みはそう感じない。でも、無力さは感じるので、悔しいは悔しい。 まだ3か月目だからという言い訳は、ラクだ。…
………… 病院の時計の針は不規則で今何時かもわからなくなる ………… 病気をしている。舌が真っ白で、火傷になった痛さだ。頭もぼおっとして、体もなんとなくだるい。夏の日の微熱。 寝て、夢を見て、起きて、音楽をして。 そう過ごしていると、あと12時間もしたら…
コンビニで割引になったお弁当 かきこんで 寝て かきこんで 寝て、 みなさんも自分がかわいくてしょうがないよしよしよしよしよしよししたい? 暗がりの猫の瞳をえぐりたい永遠に輝いていてほしい つまらない世の中をただ「つまらない」と評するだけのつまら…
働いている。 研修中の身とはいえ、平日9時間拘束され続け、賃金をもらっている。 何か変わったようで、同じな気もする。ただ、同じな気がしているということが、何か変わったことの証かもしれない。 変わらないはずはないのだから。 少なくとも、ほかの進路…
さいきん短歌をはじめた。 まとめる場所として、またこのブログを使ってみる。 ………… スキー場白く染まった背景にめでたく映えるあなたのほっぺ 「耳たぶの形が左右違ってる!」そんなことさえノーベル賞で すきま風ふさぐ工夫も面倒でただよりあって過ごした…
書かないとそれはそれでいつまでも書かないものだ。 オーケンは絶望先生から遡って特撮、筋少と知っていった。思春期にハマるというのもそのまますぎて恥ずかしい。 いろいろ好きな曲はあるが、いちばんを選ぶならベタだがこれになる。メロトロン、エディの…
ギター×2、ベース、ドラム、ボーカル、コーラスの基本的な構成。クリーン~クランチのギターサウンド、16thフィールにのっとったアイデア豊富なリズム隊、魅力的なボーカル。シンプルなコード進行をカラフルにプレイしている。 聞いているだけで幸せな気持ち…
さいごのいくつかは「自分がやりたいなかでできそうなもの」というくくりを忘れてしまっていた。そういう意味では悔いが残る。しかしとくに平沢進は今聞くと共感するところ大だったし、いい機会になった。 ブログのおかげかわからないが、今日ふと自分の音楽…
時間の流れがほんとうに光速だ。 今週はメロディについて考えてみたが、涙そうそうで言及したほぼペンタのみのポップスの可能性、ラブリー☆えんじぇる!!について考えるなかでのメロディ構造分析でだいたい持てるすべてを出しつくしてしまった感がある。 メロ…
ふと思いつくと、この曲も案外僕にとって大事な気付きを与えてくれている。 まずひとつに、「ペンタトニック」という概念・言葉を知るきっかけになった。なんとなく、ドレミファソラシドがないと音楽にはならないと思っていたその前提がひっくり返される感覚…
メロディということで思い出したのが彼だ。とにかくフレーズが長い。歌うと決めた部分はぐいぐい来る。言動や演出をみているとナルシシストっぽいけれど、そもそも曲じたいもそれっぽい。 個人的にはここまでの長さは好きではないのだけれど、しかし一個一個…
完全にラブリーで思い出した感じがある。予習復讐もまだ聞いてなかったことだ。 こういうサビだけとりあえずキャッチーにすることで全体的には特殊なジャンルなのにポップにするという方法論は自分的にはホルモンがさいしょだったので、個人的にホルモンメソ…
タイトルからしてすでに熱量がすごい。いわゆる電波ソングという、非オタクには聞かせられないというだけでくくられている作品群の中でも、高音アニメ声・コールめいた合いの手・キラキラしたシンセやSEといった特徴が強い曲だ。 この曲はコードもすごい。A…
自分が好きな曲で、チャートに食い込んでいて、かつほぼ全編ペンタトニックで作られていて、それでいてド和風でないが、どこかノスタルジック。いろいろと奇跡的なバランスだ。 ペンタが崩れているところはふたつ。「よみがえる日は 涙そうそう」の「日は」…
今日の一曲:Maurice Ravel - Pavane pour une infante défunte - 小川メモ今日の一曲:Ride - Vapour Trail - 小川メモ今日の一曲:荒井由実 - ひこうき雲 - 小川メモ今日の一曲:Tomasz Bednarczyk - The Sketch - 小川メモ 思ってたより忙しくなった。 し…
たしかポーランド人だった。何度書いても言っても名前を覚えきれない。 構成要素は単純だ。「四度堆積と平行移動を使ったピアノフレーズにグリッチノイズ、フィールドレコーディング素材を入れ込んで曲を作れ」と言われたら、まあこんな感じになるだろう。料…
サビのドミナントマイナーに乗る9th、この世界観が日本のポップスに入った記念碑的な一曲。どうもProcol Harumというかなりくっきりしたレファレンスがあったようだけど、メロディの邦楽的強さと歌詞のよさで日本人にとってはイーブンだ。 ユーミンは「きっ…
ギターは開放弦をどう使うかで決まる楽器なのだと痛感する曲であり、最高のコード進行ができればもう曲になることが実証されてしまう曲でもある。 コードリフとでも言おうか、明確なメロディに導かれるでもなく、リズムが特徴的なわけでもない、「ギターじゃ…
こういうペースでも続けるのが大事。 コード進行という目で解析したわけではないけれど、とにかく和声がきれいだ。というかメロディもきれいだ。まだ「サロン音楽」が成立できていた幸せな時代の残り香と言えるかもしれない。 ラヴェルの音楽からはどうも美…
今日の一曲:スチャダラパー - ヒマの過ごし方 - 小川メモ今日の一曲:New Order - True Faith - 小川メモ今日の一曲:Franz Ferdinand - Ulysses - 小川メモ今日の一曲:Mystical Complex - Kill Them All - 小川メモ今日の一曲:Caravan Palace - Jolie Co…
昨日はすっかり忘れていた。まあそれくらいのほうが幸せかもしれない。 これは3年くらい前に聞き始めたのだったと思う。エレクトロスウィングというジャンルだと言われる。個人的にはネオソウルと似たものを感じる。ヒップホップやクラブミュージックがネタ…
あまりクラブミュージックには詳しくない。だけど、某アイドルゲームの個人曲を通してサイケデリックトランスというのはそこそこ合うなと思って、とりあえずInfected Mushroomであるとかを聞いてみたりしていた。 そのセンで、クラブミュージックをやってい…
これも昔よく聞いていた。ポストパンクより先にポストパンク・リバイバルを聞いてしまっていたことだなあ。 彼らもリズムのつよさでのしあがったバンドだ。とくにDo You Want Toなんか、リフの音高じたいはただのオクターブだ。この曲も四音。 音を重視した…
友人と話していて、そういや昔よく聞いてたなあと思い出した一曲。シンプルなリズムがパッド系シンセで作られた音像を牽引していく。慈悲もなく鳴り続けるキックとスネアのパターンを16分のハイハットが彩り続ける。 コードは聞き直すとかなりよかった。メロ…
ふつうにヒップホップの話をする。ヒップホップに耳をだんだん馴染ませていくなかで、これもまた重要なきっかけになった一曲だ。ゆるさと知性の同居するライムももちろんだけれど、むしろトラックに感動した。 元ネタはTony Williams' Life TimeのYou Make I…
・書いたもの 今日の一曲:WEEKEND - PASS THE MIC - 小川メモ今日の一曲:The Who - Baba O'Riley - 小川メモ今日の一曲:ジンタ - 見上げて御覧よ - 小川メモ今日の一曲:54-71 - Ugly Play - 小川メモ今日の一曲:Algernon Cadwalleder - Pitfall - 小川…
dai。やはりこの人を書かないと嘘になる。「ひぐらしのなく頃に」目明し編以降の多くのBGMを務めた方だ。あの「you」の作曲者でもある。というか、youはもともとこのThanksのアレンジなのだ。 もともと知ったきっかけは癒月の歌うyouだった。あのバージョン…