一週間のまとめ:2017年1月12日から17日まで
・音楽と言葉
・音楽のフロンティア
・記事のまとめ方
・書いた記事
今日の一曲:Sigur Rós - Hoppípolla - 小川メモ
今日の一曲:Macintosh Plus - リサフランク420 / 現代のコンピュー - 小川メモ
今日の一曲:Claude Debussy - Cello Sonata - 小川メモ
今日の一曲:Shawn Lane - Gray Pianos Flying - 小川メモ
一日足りないけれども、ちょうど新しい区切りをつけたくなったこと、31日に月ごとの記事を書くためにはどこかで削る必要があったことなどからいったんまとめておく。
「いつも何度でも」はほんとうに歌詞がいいし千と千尋も素晴らしい映画だったけれど、そういう「音楽以外の要素と音楽の関係」について考えてみたかった。この曲にそういうのがなかったらここまで知られてないだろう。それに歌詞=歌の響きじたいとしてのクオリティは疑問符もつく。
シガーロスについて書いたのがいま思うとギター=チェロ説の無意識的伏線だったのかもしれない。こういう音を出したい思いはあるけれどわざわざ弓買うとなると躊躇もある。どうせなら単音弾くためにアタックディケイでも買おうか。
民族性の話として、彼らはわりとアイスランド語で歌っている面も触れておきたかった。それぞれの言葉特有のサウンドというのはやはりあるわけで、そこから出てくる音楽性もあるだろう。
Vaporwaveはミームめいた側面が強いのと、ほんとうにもやのなかにいる感覚があってジャンルの把握すら難しい。商業ベースのものとして、派生ジャンル(?)のフューチャーファンク、メインの曲調にVaporwaveを据えているアイドルグループ・Especiaなどがあり、気になるところ。というかMaison book girlといい、ほんとうにアイドル界隈は攻めた音楽性のひとたちがいることだなあ。バンドはなおのことアニソンももうここまで多様性は持ててないんじゃないか。
ドビュッシーについて書いたのが次の一週間の記事の方向性を決定づけた。さいきんようやくクラシック音楽のひとびとをその生きた時代との関連でとらえられるようになった。
ショーン・レインはひたすらに推しているけれどなかなか同意が得られなくてさびしい。
10個単位で記事を書くと、それぞれの量に差も出て、どんな風にまとめるべきかの肌感覚への意識が少しずつできるようになってきた。
まず切り口として、「曲そのもののディスクリプション」「アーティスト/ジャンル紹介」「その曲/アーティストに自分が見出だすもの」の3種ほどがあるように感じる。そして、今のところはひとつひとつをインスタントかつコンパクトに書きたいので、それらのなかからひとつの方法を選び、さらにテーマもひとつにしぼったほうがいいように思う。書き足りなかったら別の日/曲にまわそう。
ここまで野放図に思いついた曲/アーティストについて書いてきたので、次は(自分語りめくけれども)「曲/アーティストのかたちで特定できる自分の音楽的ルーツ」についてまとめていきたい。ただ、何分思い入れがあるのでインスタントかつコンパクトにというのは難しいかもしれない。それでも、切り口の意識をしてなるべく短く切り詰めていくことは念頭に置いておきたい。