今日の一曲:Robert Glasper Experiment - I Stand Alone

I Stand Alone (Lyric Video) - YouTube

・ジャズ×ヒップホップのかっこよさ

・I need hiphop

 

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 今日は何を書くか悩んだ。正直スピッツ以降、没入して聞いたアーティストというのはないからだ。なので、いまのじぶんの音楽性のルーツということでヒップホップについてまとめておこうかと思ったけれど、僕はいつからヒップホップを聞けるようになったかというとかなり微妙だし、そもそもヒップホップ好きなんだろうかといわれるとヘラついてしまう。ただ、僕にはヒップホップが必要だ。それを文字通りメモ書きとして羅列する。

 僕は日本的な要素を意識した音楽をやりたい。根本的に周囲の流行りに疎い上に親もとくに民謡をやっていたわけでもない、むしろクラシックとかのほうが身近だったという、もう出発点から謎のディスアドバンテージを負っているわけだけれど、なんだかんだ日本生まれ日本育ちオタクなやつは大体友達なので。

 日本的な要素というのは非常に西洋ポピュラー音楽理論との食い合わせが悪い。まずリズムが伸び縮みする間に基づくものだったりするし、コード概念はそもそもない。楽器もかたくなにエレキ化を拒むので日本の住宅事情でなかなか練習できず、一向に近づけるそぶりがない。

 方策として、①メロディ理論を学びかっこいいリズムとコードで包む②既存の邦楽音源をカットアップしたりする③日本的コード理論に基づき伴奏を与えるなどがずらっと思いつく。そしてそのすべてにヒップホップが有効なように思う。なぜならヒップホップのリズムがかっこよいし、既存の(古い)音源を再生する手段でもあるし、ロック以上に繰り返しが認められやすく、五線譜で表せるようなメロディも必須ではないからだ。

 いつも以上に着地点がみえない。そんなにロバート・グラスパー詳しくないし、そもそもこの人はジャズマンですよね。とりあえずかっこいいのでみんな聞くといい。PVちょっとこわいけれど。こういうネオソウル、ようやっとWonkが出てきたりしてやったーって感じだけれど、僕はそこに日本の要素を組み合わせたい。それにはどうしたらいいのか。